物価高の影響は修学旅行先として人気の京都の旅館にも重くのしかかっています。修学旅行生を受け入れれば受け入れるほど赤字のピンチに悲鳴が上がっています。
■採算“ピンチ”「あと2000円…」
修学旅行は宿泊先や新幹線などの交通機関を大幅に確保する必要があるため、およそ2年前から予約が入る仕組みとなっています。そのため、経営の見通しが立ちやすいという利点があるのです。一方で、手放しに喜べない状況もありました。
北原会長
「かなり厳しい状況ではありますよね」
「(Q.企業努力をしないと採算をとることが難しい?)それは間違いないですね」
それが、想定外の「物価高」。予約時の2年前に修学旅行生1人あたりの単価を決めるため、直近の物価高分を宿泊料金に反映することができず、赤字の危機にひんしているというのです。
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